PISCSで薬物相互作用をAUC変化率として定量的に評価する。




PISCSで薬物相互作用をAUC変化率として定量的に評価する。

☑️はじめに

未知の組み合わせの薬物相互作用も、PISCSで定量的に評価できる

添付文書に併用注意の相互作用は沢山書かれています。でも、一体どれくらい注意したら良いのか、困る事はありませんか?

そこで紹介したいのが、PISCSです。薬剤固有のパラメーターを利用して、臨床報告のない組み合わせの相互作用も定量的に評価する理論です。

東大病院薬剤部の大野先生が発案された理論で、成書も出版されています。厚労省の相互作用の評価にも、そのコンセプトが採用されています。

医薬品開発と適正な情報提供のための薬物相互作用ガイドライン

出典: www.pmda.go.jp

本記事では、薬物相互作用を表記する用語を概観した後、PISCSを紹介しようと思います。

プロローグ


👧あらあら、セロケン服用中の方にラミシール錠が処方されましたよ~🦋

🐗CYP2D6の相互作用があるんじゃね⁉️

👧併用でセロケンのAUCが3~10倍になりますね~🦋どうします?

🐗疑義照会に決まってるじゃねぇか💢💢
🐗ラミシール錠が削除にならなきゃ、調剤しねぇぞ‼️

👧ちなみにAUC上昇率はPISCSのCR-IR法によりました🦋え、知らない?知らないならしょうがない。まあ、薬剤師なら知っていて当然ですけど🦋

🐗今すぐ読んでやるぜ💢💢

出典: twitter.com

運営者から、クローズドコミュニティに対する思いをお伝えしています。

クローズドコミュニティが今後の主流になるたったひとつの理由

記事の続きは会員ログイン後にどうぞ。


Googleアイコンをクリックすると無料登録/ログイン出来ます。会員規約にご同意下さい。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について