クラビットはNSAIDsと併用すると痙攣リスクがある?疑義照会は必要?
国試ではニューキノロン系抗菌剤とNSAIDs(非ステロイド性解熱鎮痛剤)は、けいれんを起こしやすくなると習ったけれど、実際に薬剤師として働きだすと、併用を目にする機会は少なくありません。2つのケースを見てみましょう。
ケース1です。
歯科からタリビット錠100mg 1回1錠 1日3回とボルタレン錠25mg1回1錠頓用の処方箋が来た。患者さんは既往症のない若い男性。
クリニカルクエスチョン:併用注意で禁忌ではないけれど疑義照会すべき?
ケース2です。
腎盂腎炎でクラビット錠500mgとカロナール錠200mgが処方になった。
別の機会に、頭痛にロキソニン錠60mgが処方されている。カロナールが効かなかったら飲んでも良いかと質問あり。
患者さんはてんかん既往の若い女性。
クリニカルクエスチョン:併用注意だけど、飲んで良い?
今回のブログを読めば、薬理学や基礎研究の知識による推論だけでなく、実際に患者さんが薬を飲んでどうだったかを調査、統計処理した臨床研究を取り入れ、総合的に考える手法を身につけるきっかけが掴めると思います。
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