シクロスポリン併用によるミオパシーは非代謝性スタチンも注意が必要ですか



シクロスポリン併用によるミオパシーは非代謝性スタチンも注意が必要ですか

☑️はじめに

シクロスポリンはシンバスタチン等のスタチンと相互作用があることが知られています。

メカニズムとしてシクロスポリンによるCYP3A4阻害作用やP糖タンパク阻害作用がすぐに思いつきます。

ところが、プラバスタチン等の非代謝性スタチンでも併用によるAUC上昇が報告され、想定される相互作用のメカニズムはそれだけではないようです。

シクロスポリンが肝取り込みトランスポーターOATP1B1を阻害することも、スタチンとの相互作用で一定の役割を果たしていると考えられます。

症例報告の論文を参考に、シクロスポリンとスタチンの相互作用について概観したいと思います。

邦題は「シクロスポリンとシンバスタチンの併用による横紋筋融解症」(2019年)です。

プロローグ

Rp.シンバスタチン🆕
👨コレステロールが高いみたいです。皮膚科で薬を飲んでます。お薬手帳?
📖シクロスポリン✨
👩ちょっと病院に問い合わせますね

出典: twitter.com

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