スギ花粉症は湿と熱が併存?通年性のアレルギー性鼻炎と病態が異なりますか?
☑️はじめに
小青竜湯は通年性鼻アレルギーに対し、ランダム化試験(1995)の確固たるエビデンスがあります。
鼻アレルギー診療ガイドライン(2008ー)でも、推奨度Aと強く推奨されています。
しかし、今中らの調査(2009)では、スギ花粉症にレスキューで使用した場合、有効率45%と芳しくない結果でした。
いったい、漢方薬の実力はその程度なのでしょうか。
実は小青竜湯、スギ花粉症に対して直接のエビデンスはありません。
春季花粉症に対しては、小青竜湯より大青竜湯が有意に優れたとする報告もあります。
どのような理由が考えられるのでしょう?
漢方の考え方から説明できるよ。臨床報告もあり。一緒に見て行こう!
プロローグ
💻スギ花粉症に抗ヒスタミン剤+数日~2週間小青竜湯を併用した場合、全般改善度の有効率は45%
👧💭GLで強い推奨でも小青竜湯の実力はこの程度?
👩GL根拠が通年性アレルギーに対するエビデンスなので、解釈に注意が必要です
👩スギ花粉症は湿と熱の共存した特殊な病態。清熱作用のある越婢加朮湯を使えば有効率64%、小青竜湯+五虎湯では87%と良好な結果が得られました。
👧なるほど✨
出典: twitter.com
運営者から、クローズドコミュニティに対する思いをお伝えしています。
記事の続きは会員ログイン後、またはブラウザのまま視聴できるラジオでどうぞ。
stand.fm「スギ花粉症は湿と熱が併存?通年性のアレルギー性鼻炎と病態が異なりますか?」
Googleアイコンをクリックすると無料登録/ログイン出来ます。会員規約にご同意の上、14日間のトライアルをお試し下さい。