ハーボニーは軽度・中等度の腎機能低下では、用量調節は不要。

ハーボニーはledipasvir/sofosbuvirの配合剤です。sofosbuvirは代謝物が腎排泄されるため、重度腎障害(補正eGFR<30)、透析患者では禁忌とされています。軽度・中等度腎障害の場合はどう考えたらよいでしょうか。

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OATP1を介したスタチンの相互作用と横紋筋融解症リスク。

横紋筋融解症の発症リスクはスタチン単独療法で低く、アトルバスタチン、プラバスタチン、およびシンバスタチンで0.44/10,000人年と報告されています。

しかしスタチンにフィブラートを併用すると、特に高齢の糖尿病患者でリスクが増加するのが観察されました。

発売中止となったセリバスタチンは発症リスクが高く、単独で5.34/10,000人年でした。また、アトルバスタチン、プラバスタチン、シンバスタチンとフィブラートとの併用療法では5.98/10,000人年とリスクが上昇し、特にフィブラートと組み合わせたセリバスタチンは1,035/10,000人年の発症をもたらしました1)。

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