子どもが目やにと充血で小児科を受診して、アデノウィルスではないと言われて目薬が出たけど、治るの?

こんにちは。月1の土曜日休と重なって、滅多にない三連休になった奥村です。せっかくなので、子どもとクリスマスを過ごそうと思います。皆様も良いクリスマスを。

さて、今日は目薬の話です。タイトルに挙げたような話は、子どもさんを連れて小児科や眼科を受診すると良くあると思います。目薬はニューキノロン系が処方されると思います。一体何を相手に治療しているのでしょうか?

これは、細菌性の急性結膜炎が疑われていると思われます。JAID/JSC感染症治療ガイド2014を参照すると、原因となるのは肺炎球菌、インフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌が多いとされます。どれもありふれた菌で、体のバリア能が弱まった時に侵入すると考えられます。

乳幼児の場合は、肺炎球菌とインフルエンザ菌の場合が多く、両眼性で、インフルエンザ菌の場合は感冒様症状を伴う事が多いです。

一方で成人の場合は、黄色ブドウ球菌が多く、片眼性の事が多いとされます。

ニューキノロン系はいわゆる広域抗菌薬で、スペクトルが広く、幅広い菌に効果が期待されます。上記の菌も全てカバーしています。また、臓器への移行性も良好です。

目薬は1週間程度使用すれば十分と思います。目薬は通常5mLの規格です。1本で125滴点眼出来ますので、1日3回、1回1滴 両眼に使用すれば、1週間で42滴です。薬液は2/3残る事になりますが、先端がまつげなどに付くことで汚染されますので、1ヶ月を目安に廃棄してください。

今日の話はいかがだったでしょうか。ご家族の健康を守るための参考になさって下さい。

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