カペシタビンとアプレピタントの併用はC法になるので、カペシタビンの用量監査に注意しましょう。

こんにちは👋😃アロマ薬剤師のゆきです。

今日も処方解析をしましょう。

先日、消化器外科から次の処方箋が来ました。

カペシタビン1回1,500mg 1日2回 14日分
アプレピタント80mg 1日1回 2日分

抗がん剤ですね😓慎重に考えたいです。

お薬手帳から、鉄剤、マグミット、大建中湯の処方歴が確認出来ました。

診療科と合わせて考えると、結腸・直腸がん術後の化学療法でしょうか。

患者さまにインタビューした所、次のような追加情報が得られました。

今日イメンドの1回目を服用した。点滴と併用する。点滴は3週間に1回。ゼローダは2週間飲んで1週間休薬する。身長165cm、体重61kg(デュボア式体表面積1.67m^2)

以上の情報から総合的に考えて、C法(結腸・直腸がんにおける補助化学療法)でXELOX療法など、催吐リスク中程度の白金製剤を使用するレジメンではないかと推測しました。

添付文書には次のように書かれています。

治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌には他の抗悪性腫瘍剤との併用でC法を使用する。

C法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、14日間連日経口投与し、その後7日間休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。

体表面積1.36㎡以上1.66㎡未満:1回用量カペシタビンとして1500mg

今回の用量とも整合性があります。

エビデンスを付記します。

Stage Ⅲ大腸がんに対する術後補助療法として実施したNO16968試験1)では、XELOX療法の3年DFSは70.9%、5年OSは77.6%と報告されている。
1)Haller DG, et al.: J Clin Oncol. 2011; 29(11): 1465-71.

DFC:無病生存期間。治療後、再発や他の病気がなく患者さんが生存している期間。
OS:全生存期間。臨床試験において治療法の割り付け開始日もしくは治療開始日から患者さんが生存した期間。

カペシタビンによる手足症候群は投与初日から数えて1週間を過ぎた頃から現れ、Grade1は1~2クール目から、Grade2以上はおよそ5クール目から出現する。

化学療法が、奏功することを願いました。



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