睡眠障害は大腸がんに影響しますか:台湾のコホート研究
☑️はじめに
大腸がんは、世界で3番目に多く診断され、4番目に死亡率の高いがんです。
便潜血検査や大腸内視鏡検査の普及により発生率や死亡率は減少していますが、依然として毎年約90万人が亡くなっています。
睡眠は自律神経系や細胞の炎症シグナリングに影響し、睡眠障害は心血管疾患やがんを含む多くの疾患と関連しています。
特に、睡眠不足や睡眠障害が大腸がんのリスクを高めることが示されています。
2019年にLinらが行った研究では、睡眠障害と大腸がんの関連が示されましたが、睡眠障害のタイプ別のサブグループ解析は未実施でした。
今回紹介する研究では台湾のNHIRDデータを用い、大腸がんに対する睡眠障害の影響を詳細に調査しています。
桜姐、大腸がんと睡眠障害の関連、興味深いです。
観察研究の面目躍如だね。小雪、一緒に見てみよう!
プロローグ
💻…大腸がん発生率は、睡眠障害コホート全体で1.32倍(95%CI 1.23-1.42)であった…台湾の睡眠障害患者において大腸がんのリスクが潜在的に高いことが示唆された。睡眠障害と大腸がんリスクの関係を調査する必要性が強調される。
出典: twitter.com
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