健康格差と言う公衆衛生の問題を、ロールズ哲学の正義論で論じる書籍の紹介。

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命の格差は止められるか: ハーバード日本人教授の、世界が注目する授業 (小学館101新書)

健康格差は、社会的経済的立場により生じる事を明らかにする本。

不健康は個人の責任と断じる風潮がありますが、そうではなく公衆衛生政策として対処しなければ行けない、不正義なのかも知れません。

健康格差と正義 公衆衛生に挑むロールズ哲学 [ノーマン・ダニエルズ]

格差社会は健康に悪い、と言う仮説が、社会疫学で検証が進んでいます。

著者らはロールズ哲学による正義論から、この公衆衛生の問題に立ち向かい、社会経済格差自体を、正義で要請される範囲で是正する必要があると論じています。

将来政策に関わろうと考える方はご一読下さい。

コラム

職場の悩みはありませんか?

わたしも最初の職場がどうしても合わず、1年足らずで退職しました。今の職場は上司や同僚に恵まれ、毎日楽しく働いています。

あなたが現状に悩んでいるのであれば、専門家に相談してみてはいかがでしょうか?

転職を考える場合、現在の環境から離れることを一番に考えてしまいがちですが、転職先には現在の職場にない問題があります。

わたしはラッキーでしたが、転職後の方が辛い思いをしてしまった、と言う話も耳にします。

自分に適した職場を見つけるためには、頼れるスタッフに協力してもらうことが重要です。

回り道のように見えますが、転職を成功させるための最短の近道と思います。

あなたも1歩踏み出してみてはいかがでしょうか?
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