台湾における進行性上咽頭がん患者の全死亡率およびがん関連死亡率に対する漢方薬治療の影響について
☑️はじめに
上咽頭がん（NPC）は、上咽頭の上皮性扁平上皮がんを含む頭頸部がんを指します。
主に東アジアおよび東南アジアの人に発生します。NPCの世界的な発生率は10万人年あたり1未満ですが、台湾では10万人年あたり2.8～6.6人となっています。
さらに、台湾では、NPCは男性で最も多く、女性で2番目に多い頭頸部がんです。
NPCの治療では、放射線治療、化学療法、手術の統合が行われます。
台湾では、がん患者が、従来の治療による合併症を軽減し、全生存率を向上させるための統合・代替・補完療法として、漢方薬を選択することがあります。
プライマリケアがもっぱらの私たち、がんの論文を読む意味はあるんでしょうか…
新薬でも有意差を出すためにハイリスク患者を組み入れることはよくある。プライマリケアにも応用できるよ！
プロローグ
👨口内炎が治らなくて…これ効くかな？
OTC甘露飲✨
👧論文読んだことがあるわ…
👧咽頭癌の論文だったけど、ハイリスクで有意に効果があるなら口内炎にも効くわね…
👧じいちゃんが中医学的な使い方もおしえてくれたっけ…👴甘露飲は陰虚内熱に用いる方剤。
慢性病や疲労で陰液が虚すと、熱を生じる。
すると口腔内が乾燥し、粘膜が萎縮するんじゃ。
地黄、麦門冬、天門冬は体に潤いを与えて熱を去る。
黄芩、枇杷葉は上焦の熱を冷まし、枳実は理気作用で上焦の熱を解す。
石斛も補陰の働きにより脾胃の虚熱を除き、茵蔯蒿は湿熱をとる。
甘草はこれらの作用を調和する。
９種の生薬が陰虚内熱を改善し、口腔内の不具合を改善するんじゃ👧じいちゃん、多謝。
👴あとは小雪に頼もうかの。
👧好！（おっけー）出典: twitter.com
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