レボフロキサシンのPKと用量設定について

レスピラトリーキノロンは、市中肺炎のエンペリックセラピーにおいて、高齢者や肺に基礎疾患を有する患者の場合、使用を積極的に考慮してよいとされます1)。

レボフロキサシン(LVFX)は、ガイドラインでキノロンの筆頭に挙げられています。

肺炎の主な起因病原体である肺炎球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ・カタラーリス、マイコプラズマ、クラミジア、レジオネラに有効ですが、ここでは肺炎球菌に有効である事を、PK/PDの観点から検証してみようと思います。

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