セントジョーンズワートのハーブティーやサプリを摂っている人が、病院や薬局で申告しないと行けないたったひとつの理由。薬によっては、効き目が弱くなる事があります。

こんにちは。研修認定薬剤師の奥村です。

今日は有給を頂いていて、久しぶりに妻とのんびりした時間を過ごしています。

さて、ハーブティーのセントジョーンズワートですが、病院でもらう薬の中に飲み合わせの良くないものがあります。

具体例を挙げると、免疫抑制薬のシクロスポリンや、強心薬のジゴキシンの血中濃度を低下させます。時に治療失敗を招いた事例も報告されています。

血中濃度が低下する理由は、何でしょう。ジゴキシンの研究でピーク濃度であるCmaxの低下が観察されています。この事から、薬物の吸収率の低下が影響しているのではないかと考えられています。

やや専門的になりますが、この現象は消化管の薬物代謝酵素CYP3A4及び、薬物汲み出しトランスポーターP-gpの増加によるものと説明されています。

この相互作用は意外と長く続きます。シクロスポリンを想定したシミュレーションで、セントジョーンズワートの影響が無くなるのに、2週間かかるとされています。

この記事を読んでいる方に、セントジョーンズワートを飲まれている方は、いらっしゃいますか?

もし飲まれているなら、病院を受診する際に医師・薬剤師に教えて下さい。効果的な治療を受けられるための大事な情報になると思います。

今日の記事は、いかがでしたか。皆さんの健康を守るための参考になれば幸いです。

参考「エキスパートが教える薬物動態」じほう

ヒーリングビューティショップ | HBS

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