点鼻や吸入ステロイドは眼圧に影響しますか
☑️はじめに
緑内障は視野障害と視神経乳頭の変化を伴う慢性進行性視神経障害であり、眼圧の上昇が主要な危険因子です。
多くは原因不明の原発性開放隅角緑内障ですが、特定の原因による二次性緑内障も存在します。
1951年以来、グルココルチコイドが眼圧を上昇させることが知られていますが、その完全なメカニズムは未解明です。
研究によると、グルココルチコイドは細胞外マトリックス成分の沈着を促進し、房水流出抵抗を増加させると考えられています。
眼圧上昇はステロイドによって差があり、デキサメタゾンは高頻度で眼圧を上昇させます。
ステロイドレスポンダーは一般人口の1/3程度ですが、原発性開放隅角緑内障患者では90%以上に達すと報告されています。
眼局所投与のステロイド反応は確立していますが、それ以外の経路での眼圧への影響は不明でした。
今回紹介する研究は、経鼻、吸入、全身投与のグルココルチコイドが眼圧に与える影響を明らかにすることを目的にしています。
プロローグ
💻…今回紹介する研究の目的は、2022年までの経鼻、吸入および全身性グルココルチコイドの眼圧への影響に関する既存文献の明確な概要を提示し、眼圧の追加モニタリングが適応となる場合のガイダンスを提供することです。
出典: twitter.com
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