Giusti-Hayton法で延長した半減期をもとに用法用量を調節する



Giusti-Hayton法で延長した半減期をもとに用法用量を調節する

☑️はじめに

レボフロキサシンは腎排泄型の薬です。腎機能が低下している場合、減量が必要になります。

添付文書に従えばよいですが、もし適宜増減などの表現で、具体的な指示がない薬剤の場合、どうしたら良いでしょう。

さくら先輩、どうしたらよいですか?

ゆきさん、いい質問ね。Giusti-Hayton法を紹介しよう。

プロローグ

👨‍⚕️腎排泄型の薬の減量はどうしたら良いですか?

👩‍⚕️半減期が分かれば🆗だよ

補正係数=半減期/延長した半減期

👩‍⚕️投与量に補正係数を掛ける、または投与間隔を補正係数で割る事で、減量できるよ

👩‍⚕️Giusti-Hayton法と呼ばれる方法だよ

👨‍⚕️簡単で便利です‼️

出典: twitter.com

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FSD/τ=Css.aveCLtotでピルシカイニドの減量設計をする。



FSD/τ=Css.aveCLtotでピルシカイニドの減量設計をする。

☑️はじめに

腎機能の低下した患者さんに腎排泄型の薬剤を投与する場合、適切な減量が必要になります。

前回の記事ではGiusti-Hayton法を用いて投与間隔または1回投与量を調整する方法を紹介しました。では、減量した用法用量で血中濃度は至適濃度域にあるのでしょうか?

今回の記事ではFSD/τ=Css.aveCLtotを用いて血中濃度の範囲を推定し、投与設計に役立てる方法を紹介します。

さくら先輩、この間のピルシカイニドの患者さんですけど、ノモグラムからは初期投与量はもう少し少なくないですか?

うん、クレアチニンクリアランスの推定に体重の考慮がなかったからね。もう少し精密に推定してみよう。

プロローグ

👩もう少し精密に推定してみよう!
👧はい、お願いします。

出典: twitter.com

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ritschel理論と蓄積率で定常状態の最高血中濃度を予測する



ritschel理論と蓄積率で定常状態の最高血中濃度を予測する

☑️はじめに

さくら先輩、反復投与で最高血中濃度がどのくらいになるか予測出来ますか?

ゆきさん、いい質問ね。ritschel理論と蓄積率を使えば簡単に分かるよ。一緒に見てみよう。

プロローグ

📝アムロジピン2.5mg 1錠 分1 朝食後

👧徐々に血圧が下がると説明があったそうです

👩アムロジピンは蓄積性があるよ。添付文書には次のように書いてある

“反復投与6~8日で定常状態に達し、初回投与時の約3倍に達し、以後の蓄積は認められなかった”

👩これはRitschel理論と蓄積率で説明出来る。

出典: twitter.com

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