薬物の消失半減期は成人に比べて小児の方が短くなる



薬物の消失半減期は成人に比べて小児の方が短くなる

☑️はじめに

レボセチリジンの用法用量は不思議です。
成人は1日1回、小児は1日2回。
1~7歳は、1回量が成人の約25%です。
7~15歳は、1回量が成人の約50%です。

この理由は、レボセチリジンの半減期が成人に比べて短くなっているからです。

詳しく説明しましょう。

さくら先輩、不思議な用法用量です。

ゆきさん、いいね。疑問を掘り下げると思わぬ収穫があるよ。いっしょに見て行こう!

プロローグ

👧先輩…

👩?

👧ザイザルは成人は1日1回なのに、どうして小児は1日2回なんでしょう?

👩小児の方が半減期が短くなるからだよ。蓄積率をコントロールするために投与間隔を調整していると思われるよ

👩わたしの試算では、それぞれの用法用量で成人の蓄積率R≒1.1、小児も1.1程度になったよ

👧メモメモ

👩まず、小児の半減期を推定する方法だけど…

出典: twitter.com

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サリチル酸を併用する場合のバルプロ酸の薬物動態の変化について



サリチル酸を併用する場合のバルプロ酸の薬物動態の変化について

☑️はじめに

バルプロ酸はサリチル酸との相互作用が知られています。

遊離型濃度が上昇し、代謝が阻害されるとバルプロ酸の添付文書に記載されています。

症例報告を検索すると、総濃度の上昇が2倍以内なのに遊離型濃度は数倍に増加の例がありました。

何が起きているのでしょう?

薬物動態学の知識を駆使して、この現象を解釈します。

プロローグ

👩‍⚕️バルプロ酸は、総濃度に対する遊離型分率に注意が必要。

👨‍⚕️?

👩‍⚕️TDMで測定するのは総濃度だけど、薬効や副作用と相関するのは遊離型バルプロ酸だよ。

👩‍⚕️例えばアスピリンと併用すると総濃度は不変なのに遊離型分率が上昇して中毒を起こす場合がある。

👨‍⚕️‼️

👩‍⚕️アスピリンとの相互作用は2段階になる。ひとつめは…

出典: twitter.com

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非結合型バルプロ酸の経口クリアランス及びAUCは蛋白結合率が低下しても変動しない



非結合型バルプロ酸の経口クリアランス及びAUCは蛋白結合率が低下しても変動しない

☑️はじめに

バルプロ酸はアルブミンへの蛋白結合率が高く、殆どが細胞外液中に存在します。

病態や他の薬物による蛋白結合置換で非結合型分率が上昇した場合、作用が増強されることはあるのでしょうか?

結論から言うと、作用強度は変わりません。

薬物の特徴づけから、薬効を発揮する非結合型バルプロ酸のAUCは変動しないことが予想されるからです。

詳しく説明しましょう。

さくら先輩、臨床薬物動態学の考え方に慣れてきました

ゆきさん、頼もしいね。今日も一緒に見て行こう!

プロローグ

📖デパケン®️添付文書
“全身クリアランスは主に肝固有クリアランスと血漿中蛋白非結合率の影響を受ける”
📖デパケン添付文書
“蛋白結合率が低下した場合、総血漿中濃度は低下するが、非結合型濃度は低下しない”

👧ずいぶん詳しく書いてありますね

👩内容の理由を説明しよう。まずは薬物の特徴づけだけど…

出典: twitter.com

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