六味地黄丸は糖尿病患者のインシュリンの導入を遅延させますか
☑️はじめに
六味地黄丸は腎精を補い虚熱を鎮める方剤です。
三補(地黄・山茱萸・山薬)三瀉(牡丹皮・沢瀉・茯苓)がバランスよく配合されています。
その為、長期服用でも弊害が少ない使いやすい方剤です。
陰虚が関連する病態には六味地黄丸を併用すればよく、中年以降は男女ともに補腎の目的で常用するとよいとされます。
腎陰虚は老化に関連した症候で、神経系・内分泌系・泌尿生殖器系の異常が見られます。
最近、台湾の観察研究で、六味地黄丸の使用により、糖尿病患者のインスリン導入を遅らせたとする報告がありました。
漢方はプラセボと言う医療者もいますが、すごい報告ですね。
そうだね。一緒に見ていこう!
プロローグ
👧じいちゃん、六味地黄丸について教えて!
👴六味地黄丸は滋陰・清熱瀉火。腎陰虚に用いるんじゃ。
滋陰薬は腎・肝・脾を滋潤する。
沢瀉・牡丹皮は清熱瀉火、虚熱を冷ます働きがあるぞ。
茯苓・沢瀉は水分の吸収を高め、濃縮尿を改善する。
👴陰虚の基本方剤として応用範囲が広いが、加減法や他の方剤の補助に用いることが多いぞ。
👧多謝、じいちゃん。
出典: twitter.com
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