腎移植後脂質異常症にスタチンは有効かつ安全ですか
☑️はじめに
腎移植後には高血圧、糖尿病、脂質代謝異常など、さまざまな合併症が発症します。移植腎機能や移植患者の生命予後に影響する因子であり、合併症の適切な管理は長期予後を改善するために必須です。
ところが腎移植後に使用されるステロイド、免疫抑制薬はこの合併症を悪化させる為、適切な管理が必要です。また合併症に対する治療薬が相互作用により薬物動態を変化させてしまう現象もみられます。
腎移植においては合併症の管理に特殊な側面がみられます。 日本臨床腎移植学会では2011 年に「腎移植後内科・小児科系合併症ガイドライン」を発表しています。
腎移植に関わる医療者は医師、薬剤師、看護師など多種職にわたり、腎移植はこれらの専門家による包括的医療として遂行されてはじめて成功します。
皆さんの日常業務に役立つことを期待し、移植後脂質代謝異常にしぼり、ガイドラインに記載されている内容と問題点を概観します。
プロローグ
Rp.シクロスポリン
フルバスタチン
etc.
👨腎移植を受けて透析しなくて良くなりました
👧良かったですね!
👧💭低用量のスタチンなら使用できるのね
出典: twitter.com
運営者から、クローズドコミュニティに対する思いをお伝えしています。
記事の続きは会員ログイン後、またはブラウザのまま視聴できるラジオでどうぞ。