補助的な漢方薬治療は関節リウマチ患者の脳卒中リスクを軽減しますか
☑️はじめに
関節リウマチの患者は虚血性脳卒中のリスクが高く、死因となったり、長期の障害につながる可能性があります。
関節リウマチの患者の脳卒中死亡リスクはメタ分析から52%上昇、デンマークと台湾の研究でも脳卒中リスクが30%高いことが示されました。
CRPやTNF-αの上昇による全身的な炎症反応が関与しており、動脈硬化の進行と脳卒中の病理過程に関連していると考えられています。
標準治療の一部であるコルチコステロイドと特定のNSAIDsは虚血性脳卒中のリスクを高め、反対にメトトレキサートとTNF阻害薬はリスク低減に関連することが分かっています。
ところで、漢方薬には抗炎症作用があり、一部の漢方製品が関節リウマチの症状や炎症の管理に効果があることが報告されています。
しかし、関節リウマチの患者における脳卒中リスクと漢方薬の関連性については研究が不足しています。
そこで大規模な後ろ向きコホート研究により、補助的な漢方薬の使用と関節リウマチの患者における脳卒中リスクとの関連性が評価されました。
関節リウマチで脳卒中リスクが高まるなんて知りませんでした。
中薬が一石二鳥になるかも知れないよ。
プロローグ
👧じいちゃん、雷公藤を教えて!
👴いいとも、小雪。👴ライコウトウはニシキギ科のつる植物、ジテルペノイドのトリプリドに抗炎症作用、免疫抑制作用がある。
👴過去40年、関節リウマチなどに用いられて論文も多い。
👴ただし有効成分は毒性が強く、生殖毒性もあり妊娠可能な女性には禁忌じゃ。
出典: twitter.com
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