オランザピン服用中の喫煙者にシプロフロキサシンは安全に併用出来ますか?



オランザピン服用中の喫煙者にシプロフロキサシンは安全に併用出来ますか?

☑️はじめに

ゴールデンウィーク期間中、バーベキューを楽しむ方も多いでしょう。

胃腸炎の患者さんが増える季節でもあります。

とびこみで受診した病院から、思いがけない相互作用のある薬が処方されるかも

わたしたちと一緒に見て行きましょう。

プロローグ

📝シプロフロキサシン

🧔バーベキューしたら腹痛と下痢が。

👨‍⚕️💭煙草臭いな

🧔お薬手帳ですか?
📖オランザピン✨

👨‍⚕️💭オランザピンは主にCYP1A2で代謝される。しかも喫煙でクリアランスが亢進しているはずだ。阻害薬の影響が大きいぞ。

👩‍⚕️強い阻害薬だね、どうする?

👨‍⚕️オランザピン代謝における1A2の寄与率は中程度ですね…

出典: twitter.com

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

ワーファリンとロルノキシカムは安全に併用出来ますか?



ワーファリンとロルノキシカムは安全に併用出来ますか?

☑️はじめに

先日、気になる記事を見つけました。

ワルファリンは服用後、上部消化管で完全に吸収され、血液中でアルブミンと結合しなかった1~10%の遊離型が作用しますが、NSAIDSはアルブミンと結合してしまうため、併用すると結果的に遊離型のワルファリンが増加してしまうのです。

「ここからはじめる抗凝固療法」連載第2回 溝渕正寛 調剤と情報 2020年9月

出典:

この連載は素晴らしく、一言一句噛み締めるように読んでいたのですが、マーカーを引いた部分は明らかに間違いです。

ワーファリン®️添付文書を見ると、NSAIDsは「相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。」と確かに記述されています。

しかしながら最新の知見では、動的平衡によってワーファリン®️の総濃度は低下し、遊離型濃度は変化しません。

非薬剤師には知識のアップデートが為されていないのだと思います。

薬剤師なら薬物動態と相互作用を極めたいです。

わたしたちと一緒に見て行きましょう。

プロローグ

👵人工関節にして痛みから解放されたよ

👨‍⚕️ロルカム®️休止です。他科受診は…
📖循環器ワーファリン84日分✨

👩‍⚕️うん、循環器科に臨時の受診を勧めて

👩‍⚕️2C9の競合が無くなってワーファリン血中濃度が低下するよ

👨‍⚕️タンパク結合の置換でなくて?

👩‍⚕️違う。置換で総濃度は下がるが薬効を担う遊離型濃度は変わらないよ

出典: twitter.com

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

アゼルニジピンはグレープフルーツジュースと安全に併用出来ますか?



アゼルニジピンはグレープフルーツジュースと安全に併用出来ますか?

☑️はじめに

Ca拮抗薬とグレープフルーツジュースの相互作用はよく知られています。

薬情にも記載され、薬局のカウンターで質問される機会も多い相互作用です。多くの場合は問題なく服用出来るのですが、時に注意が必要な薬剤もあります。アゼルニジピン(カルブロック®)はそのひとつです。

今日はアゼルニジピンとグレープフルールジュースの相互作用について見て行きましょう。

アムロジピンだったら、大丈夫ですよって言っちゃう事がありますけど。

アゼルニジピンはちょっと違うみたいよ。一緒に見て行きましょ。

プロローグ

📝アゼルニジピン

📖前回までアムロジピン✨
👨‍⚕️歯肉肥厚で変更になったそうです

👩今まで通りグレープフルーツジュース飲んでも良い?

👨‍⚕️Ca拮抗薬ですねぇ。先輩、どうでしょう。

👩‍⚕️💭

①👩‍⚕️全然大丈夫ですよ✨
②👩‍⚕️今回は立ち眩みや顔面紅潮に注意して飲んでね♥️
③👩‍⚕️止めた方が良いかな💦

出典: twitter.com

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

アテノロールPKの変動要因は吸収率と腎固有クリアランス



アテノロールPKの変動要因は吸収率と腎固有クリアランス

☑️はじめに

薬物動態は薬剤師のお家芸です。

でも大学を卒業してしまうと、なかなか学び直す機会がない学問と思います。

臨床に役立つ薬物動態のブラッシュアップをしてみましょう。

難しい式が沢山出てきた授業を思いだします。本当に臨床に役立つの?

直感的に使えて直ぐに役立つ内容にします!こうご期待!

プロローグ

CLpof=CLintR/Fa

👧「なんの式ですか?」

「動態の勉強をしよう」👩

「薬効を現す遊離アテノロールの経口クリアランス(CLpof)は、腎固有クリアランス(CLintR)を吸収率(Fa)で除したもので表現されるよ」👩

「この式から、腎固有クリアランスと吸収率がアテノロールの動態の変動要因と分かるよ」👩

出典: twitter.com

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

クロピトグレルとレパグリニドは安全に併用出来ますか?



クロピトグレルとレパグリニドは安全に併用出来ますか?

☑️はじめに

70歳男性のAさんは、かかりつけ医院で糖尿病の治療を受けていました。

ところが脳梗塞で基幹病院に入院。幸い後遺症もなく、先月無事退院。

今回から再びかかりつけ医院に通院することになりました。

お薬手帳で基幹病院の退院時処方を確認すると、脳梗塞の再発予防にプラビックス®(クロピトグレル)が開始されていました。

また入院前からシュアポスト®(レパグリニド)を服用されていましたが、スターシス®(ナテグリニド)に変更されていました。

今回、かかりつけ医院からの処方箋を確認すると、クロピトグレルが引き続き処方されていましたが、糖尿病薬はシュアポスト®に戻っていました。

臨床疑問が生じます。

入院中のナテグリニドへの変更は、ただ単に院内採用品かどうかの問題だったのでしょうか。それとも何か特別な意図があったのでしょうか。

Aさんの処方箋は、このまま調剤していいのでしょうか。

プロローグ

👴脳梗塞で入院してた。やっとクリニックに戻れたよ。はい、お薬手帳。

📝プラビックス
 スターシス

📖退院時処方
 プラビックス
 シュアポスト✨

👨‍⚕️薬が違うけど、採用の関係かな?以前から飲んでたスターシスですね。

👩‍⚕️ちょっと待った❗疑義照会の準備をして。

👨‍⚕️え?

出典: twitter.com

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について