要点:レボフロキサシンは腎機能に応じて用法 用量を調節した方が副作用発現が少なく、有効 率も85%以上ある。シュミレーションでは、用 量調節をした場合、反復投与しても最高血中濃 度の上昇は無いが、調節しなかった場合、腎機 能中等度低下の患者は3日後に最高血中濃度が 1.5倍、高度低下は7日後に2.6倍まで上昇する。
“レボフロキサシンは腎機能に応じて用法用量を調節すると、反復投与による血中濃度上昇がなく、有害事象の発生も少ない。” の続きを読む
要点:レボフロキサシンは腎機能に応じて用法 用量を調節した方が副作用発現が少なく、有効 率も85%以上ある。シュミレーションでは、用 量調節をした場合、反復投与しても最高血中濃 度の上昇は無いが、調節しなかった場合、腎機 能中等度低下の患者は3日後に最高血中濃度が 1.5倍、高度低下は7日後に2.6倍まで上昇する。
“レボフロキサシンは腎機能に応じて用法用量を調節すると、反復投与による血中濃度上昇がなく、有害事象の発生も少ない。” の続きを読む
インチュニブ錠1mgを服用中の児童(10歳、体重34kg)に、クラリス錠200mg 2錠 分2 朝夕食後 4日分が処方されました。
併用注意の記載があるため、新人のあなたは処方医に疑義照会したところ、処方通りとの回答を得ました。
併用によりグアンファシンの効果が増強されて過度の降圧が起こる事はないのでしょうか。
インタビューフォームにも併用に関する詳しい情報がありません。
そこで、既知の知見を統合することで、未知であるAUCの上昇度合いの推定を試みます。
ふふーん、PISCSの出番だね!
👩🎓新薬は情報が少なく、相互作用の強度(AUC変化率などで表現される)も未知である場合が多くあります。
👩🎓大野らのPISCSは、寄与率と阻害率の2つのパラメータだけでAUC変化率を予測する手法です。
👩🎓これを理解すれば、未知の組み合わせでも併用リスクを定量的に判断可能です。
👩🎓なお、読んで頂くのは単なるPISCS紹介に留まることなく、小ワザを組み合わせた内容です。
👩🎓大野先生にもいいねされた記事、請うご期待。
出典: twitter.com
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