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- リスクコミュニケーション
- コレステロールの薬を飲んでいるけれど、名前は正確に覚えていない人が、風邪で病院を受診する時にお薬手帳を持参した方がよい、たったひとつの理由。
- 予防原則と言う考え方。定量化出来ないリスクも、リスク対応を考えたい場合があります。CKDのスタチン療法fire and forgetが該当するかも知れません。
- リスクとベネフィットを天秤にかけてみる。心房細動の抗凝固療法を例に考えて見ましょう。
- 薬剤師としてだけでなく、一人の生活者として、生活リスクマネジメントと言う視点から、病院にかかり薬を飲むと言う行為を考えて行きたいです。
- 薬を飲むことによる不利益、つまり対抗リスクをより詳細に検討する。心房細動でワーファリンを飲んだ方がよいですか?
- 心房細動(AF)のリスクマネジメント
- CHADS2スコアに基づいた心房細動のリスク推定は、アルゴリズムと言う方略であり、一定の客観性を持つ。
- スタチンを服用するかは、医療・社会・経済的視点が必要となる。
- コストを段階的に提示することで、患者のゼロリスク希求を少なくし、リスクの受容を促す。
- 生涯死亡リスクと比較することで、生涯に渡って服用する薬の副作用リスクを提示する。
- 年間死亡リスクを用いて、薬の副作用頻度の提示に具体性を持たせる。